A5が他のサイズと決定的に違う「蓄積力」という本質
A5サイズは、思考の流れを“動画”のように記録できるフィールドです。M5が断片を切り取る写真、バイブルが構造を描く一眼レフだとすれば、A5は思考の揺れや迷い、余白までも残す“フィルム映写機”のような媒体です。単なる筆記空間ではなく、思考の経路そのものが保存される点に、A5の決定的な価値があります。

A5という広いフィールドは「パラグラフ(文章)」「アフォリズム(箴言)」のどちらも許容します。横罫であれば1ページに1,000字程度の文章も十分に書き込むことができ、短文の箴言なら太字で書いて、あとから見返すという“跳ね返り”をつくれる。長文も短文も自由自在に蓄積できる理想のフィールド──
──それがプロッターA5サイズです。

さて、今回はPLOTTER A5が”人生の深度を深める理由”をその魅力とともに、お伝えできればと思っています。どうぞ最後までお付き合いください。
システム手帳はリフィルがなければ成り立たない
さて、システム手帳はリフィルがなければ成り立たず。その構成をどうするかが使いやすさを決めるといえるでしょう。今回は僕が自信を持ってリコメンドするリフィル「2つ」をご紹介します。
ツバメノート × ミニ万年筆 EFニブが生む「文章の質感」
ツバメノート特有の紙質は、インクを吸い込みすぎず、文字のエッジを柔らかく残します。そこにEFニブの繊細な線が乗ることで、文章は“澄んだ密度”を帯びます。思考の初速が上がり、一文の滑らかさが変わる──これは紙と万年筆の組み合わせが生む、A5ならではの魔法です。

僕はセーラー万年筆「プロギアスリム」を愛用しています。コンパクトで携帯性に優れるだけでなく、金ペンならではのしなやかさが長文筆記の疲労を軽減してくれる。「ツバメノート × ミニ万年筆 EFニブ」は、A5で文章を書く人にとって最適解のひとつだと思います。
プラチナ 3665 センチュリー Mニブ × 竹尾 風光 無地リフィルで毎日言葉を積み重ねる
プラチナ3665センチュリーのMニブは、インクの濃淡を豊かに残します。竹尾風光のマットな紙質は、その“重み”をそのまま受け止めます。無地の自由度とインクの表情。その両方が思考の深さを紙に刻んでいく。A5は日々の記録を“作品”へと昇華させる器でもあります。

僕はこの組み合わせで箴言を書くことを強く推奨しています。風光の細かな凹凸がペン先に独特の手ごたえを返し、思考の芯を揺さぶるように“書く姿勢”を整えてくれるからです。インクが乾くまでの数秒、自分の書いた文字をじっと見つめてみてください。

「俺はこんな字が書けるのか」と気づく瞬間が、言葉を意識の奥深くに刻み込む感覚を生みます。
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プラチナ 3665センチュリー以外にもプロッターは”小ぶりな万年筆”との相性がとても良い。その中でもインクの”にじみにくさ”、”裏抜けのなさ”からセーラープロギアスリムをおススメします。

こちらはそのレビュー記事です。あわせてご覧ください。
A5は“問いが成長するノート”である
読書メモ、ジャーナリング、哲学的な問い──それらは一度書いて終わりではなく、時間をかけて熟成されます。A5にはその“発酵の時間”を許容する余白があります。ページ数、書き込み量、行間。そのすべてが問いの熟成を支える装置です。
アフォリズムは、あなたを戒める言葉でなくてもいい。むしろ繰り返し立ち上がってくる“問い”であるべきです。問いに向き合い続けることで生まれる“発見”。一見非効率に見えるこの過程こそが、学びの原点だと僕は思います。その過程を受け止められる場所──それがA5サイズです。
3サイズの全体設計の中でのA5の役割を考える
M5は思いつきを捕まえる装置、バイブルはそれらを構造化する場所。そしてA5は、その構造をさらに深め、長期的な文脈へと育てる場所です。この3つが揃うと、思考は“循環”し始めます。A5はその循環の終着点であり、再出発点でもあります。
語彙、気づき、人生の節目──それらが積み重なると、A5は“自分だけの辞書”になります。この辞書は検索エンジンでは拾えない、あなた自身の思考の源泉です。書けば書くほど人生の見え方が変わる。その中心にA5があります。
A5サイズは「言葉の深度を高める」筆記具である
知的生産をする人で、A5を不要とする人はほとんどいません。むしろA5は“深めたい人すべて”の必需品です。速さより深さを重視したい人。文章を育てたい人。思考の軌跡を形として残したい人。そうした人にこそA5は最適です。

A5は単なるページサイズではなく、言葉の重力を増幅させる“筆記具”です。THINK INK NOWが掲げる「書けば毎日が変わる」という理念とも合致し、内側の変化を可視化していく媒体として機能します。
<場外乱闘>2冊目のバイブルを購入検討せよ
時間をかけてA5で深めた思考を、短時間の日常運用へ戻すにはどうすべきか。深めるA5、運用のバイブル、捉えるM5──この三角構造が完成すると、思考システムは“止まらない循環”へと変わります。
そのためにも、スケジュール管理用とは別に“思索専用バイブル”を導入する案を、僕自身いま真剣に検討しています。結論が出たらブログで報告します。
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ワタクシ「蓮沼五朗(ハスヌマゴロー)」が渾身の言語力を振り絞って書いた”プロッター沼どハマり記録”をご案内いたします。ぜひご覧ください。







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