鉛筆か?ユニホルダーか?──学び直しに選びたい「太芯ツール」

鉛筆か?ユニホルダーか?──学び直しに選びたい太芯ツール(鉛筆と手書きの写真付きアイキャッチ) 万年筆・ボールペン
「鉛筆か?ユニホルダーか?──学び直しに選びたい『太芯ツール』」 消せる安心感と、インクにはない目に優しい温かみ。大人の学び直しを支える筆記具を選ぶ。

はじめに

「学び直し」という言葉をよく耳にするようになりました。資格試験、自己啓発、あるいは読書ノート。大人になってから再び「書く」時間を取り戻す人が増えています。そんなとき、どんな筆記具を選ぶべきか。

『ブログ記事のアイデアだしメモ』pen-info 土橋さんから教わった4分割ノート術を使っています。
『ブログ記事のアイデアだしメモ』鉛筆&ユニホルダーで書きました。pen-info 土橋さんから教わった4分割ノート術を使っています。そしていま、ご覧になっている記事はここから生まれました。

私はあえて 「鉛筆」と「ユニホルダー」そして「ダーマトグラフ」 をおすすめしたいと思います。どれもインク系筆記具にはない、太芯ならではの“目に優しい温かみ”を持っています。何度も読み返すことを前提にした学び直しには、この安心感が大きな力になるはずです。

太芯筆記具フルラインナップ。上から「トンボ MONO100」「三菱鉛筆 Hi-uni」「三菱鉛筆ユニホルダー」。
太芯筆記具フルラインナップ。上から「トンボ MONO100」「三菱鉛筆 Hi-uni」「三菱鉛筆ユニホルダー」。デザインも書き味も最上級の3本。
三菱鉛筆「ダーマトグラフ」の基本色。上から「あいいろ」「みどり」「あか」を用意。
三菱鉛筆「ダーマトグラフ」の基本色。上から「あいいろ」「みどり」「あか」を用意。芯が減ってきたら、糸を引っ張りミシン目にそって芯を巻きつけている「紙」を取り外して使う。削る必要なし。

ダーマトグラフの芯の出しかた

ダーマトグラフの芯の出しかたは、こちら三菱鉛筆のサイトをご参照ください。


鉛筆の魅力とユニホルダーの強み

まず鉛筆。軽さは圧倒的です。Hi-uniの新品はわずか5g。書き味も軽やかで、長時間の筆記でも疲れにくく、手に馴染んでいきます。そして削るという行為そのものも魅力です。芯を尖らせるたびに気持ちがリセットされ、学びに向き合うリズムが整う。さらにBや2Bの柔らかい芯は濃くてなめらか。MONO100のようにHi-uniを凌ぐほどの滑らかさを持つ鉛筆もあり、その奥深さは尽きません。

日本製鉛筆の最高級品「三菱鉛筆 Hi-uni」と「トンボ MONO 100」
日本製鉛筆の最高級品「三菱鉛筆 Hi-uni」と「トンボ MONO 100」。HBで比べると書き味のなめらかさは若干MONO100に軍配。けれどもどちらも最上級に相応しい心地よい書き味を誇る。ゴールド箔押しの輝きが美しい。

一方ユニホルダーは、外出時の強い味方です。鉛筆の芯をホールドするツールなので、削る必要がなく持ち運びに便利。約12gと鉛筆より重めですが、ローレット加工されたグリップ部分は握りやすく、安定した筆記感を生み出します。見た目もシャープで、大人が外で使ってもスマートに見えるのもポイントです。

三菱鉛筆 ユニホルダーのグリップ図。
三菱鉛筆 ユニホルダーのグリップ図。ローレット加工された軸によるペンのホールド感がいい。それは重さを感じないほどである。

つまり、鉛筆には「軽やかさと削る楽しみ」ユニホルダーには「実用性と携帯性」という、それぞれ異なる強みがあります。そして両者に共通するのが「消せる安心感」。試験勉強やノート作りで何度も書き直す作業を、柔らかく受け止めてくれるのが太芯ツールの大きな価値なのです。


ダマートグラフ──蛍光ペンの置き換えとして

太芯ツールのもうひとつの選択肢が、ダマートグラフです。これは厳密には鉛筆やユニホルダーと同じ「筆記具」ではなく、むしろ 蛍光ペンの代替ツール として使える存在。

インク系の蛍光ペンは発色が強く、視認性は高い一方で、読み返すと目がチカチカすることがあります。学び直しでは何度もノートを見返すため、この“刺激の強さ”がかえって疲労を生むことも。

その点ダマートグラフは、芯で色をのせる仕組みなので、紙面に柔らかいトーンが広がります。強調したい箇所をマーキングしても、インクのようにギラつかず、落ち着いた雰囲気を保ってくれる。これは鉛筆と同じく「目に優しい」という特長であり、長期的な学びにおいて大きなアドバンテージです。

ダマートグラフ「あか・あいいろ・みどり」を試し書きしてみた。
ダマートグラフ「あか・あいいろ・みどり」を試し書きしてみた。蛍光ペンとは違い「ギラつき」がなく、網膜に自然に馴染む。昭和世代に懐かしい「色鉛筆」のカラーそのもの。

蛍光ペンの派手さに疲れた人にとって、ダマートグラフは“静かな代替手段”として有効。ライン引きや重要ポイントのマーキングに使えば、ノート全体のトーンが揃い、読み返しやすさが格段に上がります。

最近知ったのですが、経営コンサルタントで著述家、またラジオパーソナリティーとしても活躍されている山口周さん。ご著書の中でダマートグラフを「ラインマーカー」として使われていると仰っていました。僕らと同じ感覚を持っているのかと思うと、一層の親近感を覚えましたね。

「読書を仕事に繋げる技術」山口周 角川文庫
「読書を仕事に繋げる技術」山口周 角川文庫。山口周さんも本のライン引に「ダーマトグラフ」を使っていると述べている。

まとめ──学び直しに最適なツールとは?

では、鉛筆・ユニホルダー・ダマートグラフの3つをどう使い分けるべきか。結論はシンプルです。

  • 長時間の筆記 → 軽さと滑らかさのある鉛筆
  • 外出や携帯用 → 削らずに使えるユニホルダー
  • ノートを繰り返し読むためのマーキング → 目に優しいダマートグラフ

3者に共通するのは「インク系にはない温かみ」と「学び直しに寄り添う存在感」です。また勉強とは書いては消しの連続。消しゴムも重要なアイテムです。

そこで、最近使って驚いたアイテムがあるのでご紹介します。それは日本理化学工業の「黒板ふき消しゴム」です。春の文具女子博で買いました。

日本理化学工業 黒板ふき消しゴム「まとまるくん」
日本理化学工業 黒板ふき消しゴム「まとまるくん」。本当によく消えるし、消しかすもまとまるし、これほどの消しゴムがあったのかと驚きを隠せない。それほど優秀な製品である。
『黒板ふき消しゴムのテスト①』MDノートドット方眼をユニホルダー2Bで汚してみた。
『黒板ふき消しゴムのテスト①』MDノートのドット方眼をユニホルダー2Bで汚してみた。写真で見ると「濃い黒」で汚れているのがわかる。
『黒板ふき消しゴムテスト②』MDノートのドット方眼がハッキリ見えるほどよく消えている。
『黒板ふき消しゴムテスト②』MDノートのドット方眼がハッキリ見えるほどよく消えている。消しカスも手間前に見えるのだけ。長年消しゴムを使っているが、これは本当に驚くほどのクオリティだ。

消した後の見た目は、今まで使った消しゴムの中でも群を抜くキレイさ(写真参照)。そして消しカスがまとまるのでものすごく便利です。これは本当におすすめです!




学びに直しには太芯ツールを!

学び直しの時間は、自分自身と向き合う大切な時間。太芯ツールは、書いては消し、また書くという試行錯誤に寄り添い続けてくれます。鉛筆を削る音も、ユニホルダーの軸の感触も、そしてダマートグラフの柔らかな色合いも──それらはすべて、あなたの学びを支えるリズムになるのです。

「学び直しには太芯ツールを

鉛筆・ユニホルダーを書く場所ごとに使い分けることで、学びの時間はもっと豊かになり、それが継続に繋がると考えています。今回ご提案したアイテムをあなたの”学び直しライフ”にぜひ取り入れてみてください。

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