はじめに──九九も怪しい僕が、Googleに認められるまで
正直に言うと、僕は勉強が得意じゃなかった。とくに算数と数学。いまでも九九の「7の段・8の段」はちょっとあやふやだし「2次関数」や「連立方程式」にいたっては、「ハンムラビ法典」を原文で解読するのと同じくらい”チンプンカンプン”だ。
だけど、それでも。
書き続けることならできた。好きな文具と手で書いた言葉を、自分のブログに載せることは続けられた。継続という言葉からは「5万光年の距離」があるナマケモノの僕ですが(笑。
そして2025年6月21日。僕のサイト「THINK INK NOW」は、Google AdSenseの審査に正式に合格した。これは「発信する個人」が、世界的な大企業に評価されたという話だ。
自信満々で申請して、あっさり落ちた
最初のAdSense申請は、割と勢いで出した。「ちゃんと写真も入ってるし、独自性もある。これは余裕でいけるっしょ!」って。でも、Googleから返ってきたのは冷たいひと言。
あなたのサイト:有用性の低いコンテンツ。要改善。
💢なんじゃそりゃ💢
こっちは自分の時間もお金も使って、毎晩ひーひー言いながら記事書いてんだぞ!正直、落ちたことよりも「意味が伝わってない」ってことが悔しかった。
2回目の申請──がんばって整えて、また落ちた
気を取り直して、まずはサイトの構造を見直した。
- alt属性のない画像に全部テキストを入れ、
- メタディスクリプションもちゃんと書き、
- 内部リンクの回遊も意識して整備して、
- サイトマップも生成して送信した。
これだけやって、もう一度申請するも、……また同じ。「有用性の低いコンテンツ:要改善」だってさ。この時点で「もうAI生成じゃないと通らないんじゃなの?」って本気で思った。
最後の申請──“Googleに伝わる言葉”を考え直した
「もう一度だけ」と決めて、徹底的にやった。
特に意識したのは、「自分が書きたいこと」じゃなくて、**“Googleが理解しやすい構造”**で記事を整えること。
🔽リライトしたのはこの1本 🔽
具体的には、
- 検索意図に合った見出しに書き直し
- 最初の一段で「何が得られる記事か」を明示
- 回遊リンクと商品紹介も追記
- 画像にはalt属性をすべて設定
- サイトマップを再作成・再送信
自分の言葉を、ちゃんと“機械にも伝わる形”に整えた。
そして、ついに届いた合格通知
朝、メールアプリに通知がひとつ。件名に「AdSense」という文字を見た瞬間、胸がギュッとなった。開いた瞬間、こう書いてあった。
おめでとうございます。Google 広告を配信する準備が整いました。

まさか、と思った。でも、思った瞬間、涙が出た。
ああ、書いててよかったなと。
広告ってどうなんだろう、って思ってたけど
本音を言えば、「広告って邪魔じゃない?」と思ってた。だから今も、自動広告は最小限。ページ遷移時とヘッダーにしか出していない。
でも、サイトの運営には経費がかかる。
書籍代、文具購入費、取材旅費、写真・カメラ機材、レンタルサーバー、パソコン・スマホ。どれもタダじゃない。そうであれば、広告で収益を得て、記事のクオリティ向上をはかる。それが「読者様に価値を返すための仕組み」となれば間違ってはいない。そう思えるようになった。
僕のような人間でも、世界に届く
九九の覚えが良くなくて、連立方程式が”ハンムラビ法典”に見える僕でも、ブログでGoogleに認められる日が来た。
それは、書いてきた時間が意味を持った証拠だと思ってる。
最後に──あなたにも、伝えたい
もしこれを読んでいるあなたが、「自分にできるだろうか」と迷っているなら。大丈夫。たぶん、僕もそうだった。
知識や完璧さがなくても「書きたい」「届けたい」という気持ちがあるなら、WebやSNSでの発信を始めてみてください。少しずつでも、誰かに届いていくはずです。そして、
書くことは、信じることです。
自分の力を信じて続けていれば、いつかGoogleだってその価値を認めてくれるかもしれません。もう一つ大事なことは、あなたの言葉を待っている「読者様」を信じることですよ。
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