はじめに
2025年の春、僕はMacBook Airを手に入れた。
正確に言えば、長く迷った末に「書く自由」を取り戻すために、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入を決めた。
道具は単なるガジェットじゃない。どんなスペックよりも「気持ちよく書けるか」が僕には大切だ。
今回の記事で、MacBook Airを手にしてからの気づき・変わったこと、そして“書くこと”のリアルについて記しておきたい。
なぜMacBook Airだったのか?
理由はシンプル。「薄くて軽くて、どこでも開ける」から。えっ!それだけ?──と思われるかもしれない。でも、これがものすごく大事だった。

THINK INK NOWという個人メディアを続ける中で、僕にとって“書く場所”はどんどん広がってきた。
カフェでも、イベントの帰り道でも、ふとした空き時間でも書けるかどうか。
「書きたい想いが濃いうちに」
それが更新の継続とクオリティを決めてしまう。“書く自由”とは、場所と時間を自分で決められることだ。
書く環境が変わると、発信のテンポも変わる
MacBook Airで記事を書くようになってから、驚いたのは「起動までの一歩の軽さ」だった。電源を入れて、エディタを立ち上げるまでの数秒が、まるで背中を押してくれるようだった。
たとえば東京駅近くの丸善oazoに行った帰り、ふと思いついたnote記事を電車の中で書き始めて、そのまま当日中に公開できたことがあった。
これは、スマホではできなかったし、以前のデスクトップPCではもちろん無理だった。MacBook Airの機動力とタイピングの快適さが、僕の発信テンポを一段上げてくれた。
書く自由=考える自由
「書く」という行為は、僕にとって考えることとほぼ同義だ。しかし書けないときは、たいてい考えがまとまっていない。あるいは「どうせ書いてもなー」と書かない言い訳ばかりする。逆に最初の一行を書き始めさえすれば、少しずつ霧が晴れていく。気分が乗ってくる。
MacBook Airは、その“最初の一行”までの心理的な距離を短くしてくれた。すっと立ち上げて、キーを叩く。それだけで、考えがカタチになる。
これは、デジタルツールというより、まるで“思考のカタリスト(触媒)”のような存在だ。
まとめ:MacBook Airは、僕の「小さな編集室」
THINK INK NOWという個人メディアは、どこにいても開けるようになった。MacBook Airをひらけば、そこが編集室になる。
誰にも気を使わず、アイデアと向き合い、自分の言葉で書ける空間が生まれた。
自由とは、派手な自己主張じゃなく、静かな集中を許してくれる道具から始まるのかもしれない。
そして今、僕はこの薄くて軽いマシンの前で「この自由を、もっとたくさんの言葉に変えていこう」ーそう思っている。
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