はじめに
悩んでいた。迷っていた。
Macか、カメラか──。
だけど、その迷いの裏にはずっとあった。
「これがあれば、もっと届けられるのに」という、静かな叫び。
スマホで指を滑らせながら記事を編集しては、レイアウトが崩れ、テキストを消し、心の中で何度「チッ!」と舌打ちしたことか。
これから先、THINK INK NOWを本気で育てていくなら、どちらかじゃない。
両方、必要だったのだ。
「低周波振動」が僕を揺さぶった
最初に動いたのは、MacBook Airだった。
どこでも書ける──その一点が欲しかった。
イベント当日のうちに記事を書いて、SNSで速報展開したい。
そんな「ライブ感ある発信」をやってみたかった。
iPadも検討した。でも、あれは所詮iOS。
やはり“書く”にはMacがいる。
一方、万年筆レビューの中でふと思った。
この妖艶なペン軸、文章だけじゃなく“写真”でも語りたい──と。
そのとき、僕の心の中にズビーン!と「レーザービーム波」のような直感があった。
「これ、両方いくべきじゃね?」と。
妻という最大の関門を、PDFで突破した話
残る問題はただひとつ。妻の許可だ(笑)
でも、僕には“理詰めの武器”があった。
MacBook AirとZV-E10M2、両方の導入プランをPDFに整理。
コスト・効果・将来性を論理的に提示しながら、そこに「ワクワクの熱」も込めて伝えた。
- もっと速く書けて、もっと美しく見せられる
- 文章と写真、両方で勝負できるようになる
- しかも、夏の賞与に手をつけず、財形貯蓄でまかなえる(←ここ重要)
彼女は一瞬沈黙し──
「……分かったよ。やってみなよ」
イエス、イエス!
妻へのプレゼン見事成功!僕の勝利が確定した瞬間だった。
実戦配備。新装備レビュー!
■ MacBook Air(M4エンジン/メモリ:24GB/SSD:512GB)
軽い。薄い。速い。
5年前のMac miniよりも圧倒的に快適で、どこでもブログが書ける。
Lightroomも難なく動く。写真編集まで1台で完結。
書くことに集中できる。タイピングが心地いい。

■ ZV-E10M2 パワーズームキット+マクロレンズ
軽い! 一眼レフとは比べ物にならない。カバンに入れても疲れない。
なのに、写りは超強力。Auroraの妖艶な軸も、ここまで美しく写るとは……!

■ その他の装備
AnkerのUSB-Cハブ、LaCieの外付けSSD、Loweproのカメラバッグなどなど。

ZV-E10M2、初陣の成果──この写真を見てほしい
実際にZV-E10M2で撮影した写真がこちら。

スマホでは絶対に出せない、妖艶な軸の濡れ感。立体感。透明度。
思わず声が出た。「……すごいな、これ」って。
やっぱり、スマホじゃ“伝わらない”世界がある。
光の入り方、金属パーツの反射、マクロならではのディテール──
レビューに込める“熱”が、写真でも届くようになった。
論より証拠。万年筆レビュー記事をご覧ください
実際にこのカメラで撮影した万年筆レビュー記事はこちら👇
🔗 「持つ悦び」と「書く意欲」が溢れ出す─Aurora Optima O’ Sole Mio レビュー
THINK INK NOW編集室、始動。
こうして「書く」「撮る」「届ける」を
ひとりで完結できる装備が整った。

Macとカメラを手に入れた日。
それは、THINK INK NOWが趣味ブログから、もう一歩先へと踏み出した日でもある。
ありがとう、Mac。ありがとう、ZV。
そして何より──ありがとうの言葉は妻へ。
僕は今、本当に、いい感じだ。
note記事のご案内
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🔗書くことと、撮ることと、くず餅と。──最新鋭機材のWeb編集室が始まった日
(THINK INK NOW主宰:ハスヌマゴローのnote)
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