はじめに──「予定に追われない暮らし」って?
「あれも、これも、やらなきゃいけない」
そんなふうに、日々の予定に押しつぶされそうになっていた時期がありました。スマホの通知は増え続け、逆に“時間の感覚”はどんどん曖昧になっていく。
そんなとき、僕を救ってくれたのが「手帳」でした。
しかも「紙の手帳に手書き」という行為そのものが、自分の時間感覚を取り戻してくれたんです。
今回は、現在実践している僕の“手帳術”と来年に向けた”手帳企画構想”についてまとめてみます。
2冊使いで「視界がクリアになる」僕の手帳術

現在の僕は、2冊の手帳を用途別に併用しています。
- 🟦 NoltyエクリB6-5(日曜始まり) … 自宅・デスク用
- ⬛️ Appoint E1109(ミニサイズ・縦開き) … ポケット用・業務メモ
この2冊体制が、驚くほど“時間の見通し”をよくしてくれるんです。
🟦メイン手帳:NoltyエクリB6-5

A5より一回り小さいB6サイズで、かつ非常に薄型。
それでいてマンスリー+ウィークリー(+メモ)構成と、記入スペースもしっかりあります。
マンスリーページ

月間ブロックの左側にある縦のメモ欄には、今月の大まかなToDoや注目事項を書いておきます。
これがあることで、週単位の計画が組み立てやすくなる。
ウィークリーページ

見開き左に7日分の時間軸、右には自由な横罫メモ欄。この「縦の流れ」と「横の広がり」のバランスが心地いい。
⬛️ サブ手帳:ダイゴー Appoint E1109

この薄型ミニ手帳は、仕事・プライベートを問わず“タイムログ”として活躍しています。縦開き1ヶ月横罫スタイルなので、1日1行で記録するだけ。持ち歩きもストレスなし。プロッターM5に挟み込んで、いつも持ち歩いています。
たとえば、
- シフト・予定のメモ
- カード引き落とし額
- お出かけ予定

”さっと取り出しすぐ書ける”って、思ってる以上に心強いんですよ。
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書くことで得られた3つの変化
手帳を本格的に使い始めてから、自分の中で明確に変わったことがあります。
”空いている時間”が見えるようになった
スマホのカレンダーより、パッと一目で把握できる。これは紙ならでは。
月・週で“予定管理”ができるようになった
手帳を開いて「この日・この週は何に集中するか?」と、意識的に予定を組み立てる習慣がついた。
書くことで、気持ちが整う
頭の中を“書き写す”ことで、モヤモヤが形になっていく感覚。紙に書くことって、実はすごく精神的な営み。
来年の手帳は「つくる」という選択もアリかもしれない
今使っているNoltyエクリにはおおむね満足していますが、どうしても**違和感があるのが「ウィークリーが日曜始まり」な点。
僕にとって日曜日は“準備”の日。だから、週のはじめに来るとバランスが崩れるんです。
手帳を開くたびに感じるこの小さな違和感は、積み重なると意外と大きい。
そして、常に思っているのは、一般的にカレンダー日曜始まりなのに、手帳のマンスリーページは月曜始まり。これがどうしてもやりにくい。とくにシフトワーカーの僕は、手帳のマンスリーページと壁掛けカレンダーが同じビューでないと、混乱するんです。
🎯 来年の理想の仕様
それならば「こんなのがあったらいいな」と、理想の手帳を考えてみました。
- B6〜A6サイズ
- マンスリーは日曜始まり、ウィークリーは月曜始まり
- ウィークリーは縦軸+自由記入欄あり
- にじみにくい紙質(万年筆でも安心)
- スマートに持ち歩ける薄さ・軽さ
しかし、これを備えた市販品はなかなか見つからない。ならば「自ら企画する」という選択肢もあるのでは?と考えるようになってきました。
おわりに|来年の手帳は、僕が作るかもしれない。
ここまで書いていて、はっきりわかったことがある。僕が本当に欲しい手帳は、まだこの世に存在していない。だったら、どうするか?
答えはひとつ。自分でつくる。
THINK INK NOWとして、来年のオリジナル手帳を企画します。まだパートナーや製造ルートは白紙だけれど、紙の仕様やフォーマット設計はかなり明確に固まりつつある。
あわせて読みたい:noteのご案内
🔗“ゆとり”は自分時間を”ととのえる”ことで得れらるでしょう。(ハスヌマゴローのnote)
📢 制作パートナー募集中!
この構想に共感いただける印刷会社さん、製本会社さん、手帳メーカーの方、もしご興味がありましたら、ぜひTHINK INK NOWまでご連絡ください。
一緒に「書きたくなる手帳」を、世に送り出しませんか?
手帳とは、時間との対話をつくる道具。
だからこそ、手帳の中に“考える余白”と“自分を映す静けさ”を宿したい。そんな思いから、この企画を本気で動かしてみようと思います。
2026年の春。誰かが「この手帳、いいな」と思ってくれる瞬間を夢見て。
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