発想力を高めたいなら、メモを“いつも身につけよう”──ロディアのジップケースが教えてくれたこと。

ロディアのラウンドジップケースと「発想力を高めたいなら、メモをいつも身につけよう」というメッセージが描かれたアイキャッチ画像 ノート・手帳
思考を深めるには、“書ける状態”を持ち歩くことから始まる。
ロディアのラウンドジップケース No.13(ネイビー)の外観
ロディアのラウンドジップケース No.13(ネイビー)の外観。ロディアらしい上質な質感。シンプルなのに、存在感がある。

なぜ、アイデアは“すぐに書ける”ことで形になるのか?

 アイデアは、デスクの前だけで生まれるものではありません。歩いているとき、電車に揺られているとき、コーヒーを片手にぼんやりしているとき。

 そんな「すきま時間」にふっと浮かぶことが多い。

 でもその瞬間、メモを取る準備がなければ、それはただ通り過ぎていくだけです。スマホのメモアプリを開こうとした途端、メールの通知で思い浮かんだ内容が飛んだ──そんな経験は誰にでもあるはず。

 人の脳は、意外とすぐに“いま考えていたこと”を手放してしまうもの。

 だからこそ、“書ける状態”を身体に組み込んでおくことが重要なんです。思考と行動の間にタイムラグを作らないこと。これが、発想を“実体化”する第一歩になります。


ロディアのラウンドジップケースが変えた、僕の“思考習慣”

 ロディアのジップケースNo.13は、まさに「いつでも書ける状態」を作るためのツールです。薄くて丈夫なカバーは、鞄の中で場所を取らず、軽快に持ち運べる。必要最低限の構成ながら、方眼のロディアNo.11と細身のペンがぴたりと収まる。

ラウンドジップケースを開いた状態とラミーサファリボールペン(イエロー)のセットアップ
ラウンドジップケースを開いた状態。ラミーサファリボールペン(イエロー)のセットアップ。「書ける状態」が整っている。それだけで、思考は軽やかになる。

 そして、ジップを開けるとそこには、方眼のロディアNo.13とペンがセットになった“小さな書斎”が広がります。手に馴染むファブリックの質感は、まるで相棒のように道具と身体の距離を縮めてくれる。見た目のミニマルさに反して、思考の可能性は無限に広がっていきます。

ラウンドジップだけ持って出かける。

 そんな軽快なフットワークも、このジップケースは与えてくれるんです。スマホや財布よりも、“今”の思考をとらえるのに必要なのはこっちかもしれない。日常生活の中核に”書くツール”があると、その瞬間に考える体制が整備されるのです。

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 メモをポケットに。プロッターM5をレビューした過去記事はこちらです。

 🔗思考の断片を、紙に逃がす。──僕がプロッターM5を手放せない理由


メモの価値は“書いたあと”にこそある

ロディア No.13の5mm方眼メモ
ロディア No.13の5mm方眼メモ。白く整った紙素材にグレーの方眼ラインが、思考の下地になる。

 メモを書くのは、その場の思考をとどめるため。これはメモの大命題。でも、本当の効用は、書いたあとに訪れることが多いんです。ふとした時に過去のメモを読み返して「あ、こんなこと考えてたんだ」と気づく瞬間がありませんか?それは、点と点がつながる瞬間。バラバラだった思考が一本の線になるときです。

 メモとは「書く」ための道具であると同時に「蓄積していた思考と再会する」ための装置でもあります。その場では重要でなかったアイデアが、後から振り返ることで“今の自分”にとっての答えになる。

 それこそが、メモという習慣が持つ“時間を超えた価値”です。

書くと思考は深まる-『思考の整理学』より

 手書きによる思考の深化については、外山滋比古氏のベストセラー『思考の整理学』でも語られいます。

「人間は書くことによって考える」
「書いているうちに考えが深まる」

大ベストセラー 外山滋比古先生著『思考の整理学』ちくま文庫
“大ベストセラー 外山滋比古先生著『思考の整理学』ちくま文庫。身体と知性がつながるとの感覚に学術的な裏付けを得た。

🔗新版 思考の整理学 外山滋比古 ちくま文庫ーAmazonで見る

  つまり、“書く”という身体的行為が、思考そのものを形づくるプロセスだと、外山先生は説いています。僕たちは、頭の中で考えているつもりで、実は“書くことでしか考えられていない”のかもしれませんね。


“書ける状態”を持ち歩くことが、発想力の起動スイッチになる

 思考は身体の一部である脳が司る。しかし、手を動かすという、別の身体操作を加えることで、思考の深度は増すのです。そのために必要なのは、“いつでも書ける状態”を身につけておくこと。ロディアのジップケースは、そんな環境をスマートに、自然に整えてくれます。

小さなツールが、思考の「起動スイッチ」になる。だからこそ、書く準備をいつも身につける。そうすることで、あなたの発想力は、より広く・より深く・より自由になれる。

ロディアのジップケースを鞄に忍ばせるだけで、思考のスイッチは、きっともっと早く入るはず。

さあ、いまから“書ける状態”へ最善の準備をしませんか?


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