「タスクがなかなか進まない」
「やる気が出ない案件をどう処理しよう」
──そんな時、僕はちょっとした工夫を加えています。ふと思い立ってポストした内容が反響をいただいたので、今日はその考え方と手帳を使った実践法をもう少し詳しく綴ってみます。
はじめに
仕事や日々のタスクを効率よく進めたい──そう思っても、なぜか手が止まってしまう案件ってありますよね。
僕自身、最近はタスクを整理するときに 「優先度」「緊急度」だけでなく「難易度」 という軸を意識するようになりました。
やる気が出ない案件も、思いきって手をつけてみたら案外早く終わった──そんな経験、ありませんか?
今日はそんな気づきと、それを 手帳で“見える化”する活用法 を紹介してみようと思います。
優先度・緊急度に「難易度」を加えてみる
タスク管理といえば「優先度」と「緊急度」でマトリクスを作る方法が定番です。
ただ、それだけだと「なぜか取りかかれない」という壁にぶつかることがよくあります。
そこで僕は、もうひとつの視点──
👉 そのタスクは簡単? 難しい?
👉 時間がかかる? すぐ終わる?
という 「難易度」 を加えるようにしました。
やる気が出ないタスクが意外に早く終わることも
面倒そうだなと思って後回しにしていたタスク。
ある日思いきって取りかかったら、ものの15分で終わった──なんて経験、ありませんか?
「難易度が低いけど気が乗らない」 タスクは、むしろウォームアップとして片づけてしまうのがおすすめです。逆に 「難易度が高い」タスクは、集中力が高まる時間帯に持ってくる。
ちょっとした視点の転換ですが、それだけでもタスク全体の流れがスムーズになります。
進捗の“見える化”でモチベーションを保つ
タスク管理で大事なのは 「進捗が見えること」 です。
進捗が見えないとやっている実感が湧かず、逆にやる気が下がってしまいます。
そこで活躍するのが 手帳。
僕は手帳の中で次のように工夫しています:
- タスクごとにチェックボックスを作成
- 難易度に応じて色分けや記号を加える(☆=難しい、○=簡単 など)
- 完了したタスクは目立つように線で消す or 色を塗る
こうすることで 「やった感」が視覚的に得られる。小さな成功を獲得するとやる気が増しますよね?
そして、終わりが見えてくると「あと少しで全部片づく」という達成感にもつながります。

Think Ink Now流・手帳活用のコツ
僕が意識しているのは以下の3つです:
1️⃣ タスクの整理段階で「難易度」を意識的に書き込む
単に「やることリスト」ではなく、難易度メモをつけておく。
たとえば [簡単] [普通] [難しい] のマークや記号を添えるだけでもOK。
2️⃣ 手帳上で進捗が一目でわかるデザインにする
ページを開いた瞬間に「あと何が残っているか」がわかるレイアウトが理想です。
僕はアナログな手帳に書くことで、「残りのタスクが目に飛び込んでくる感覚」を大切にしています。
3️⃣ 日々の終わりに必ず「進捗チェック」をする習慣を持つ
チェックの瞬間がちょっとした「ご褒美タイム」になると、毎日のタスク消化がちょっと楽しくなります。
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まとめ:あなたも「難易度視点」を取り入れてみませんか?
タスク管理は「優先度」「緊急度」だけではうまく回らないこともあります。
そこに 「難易度」 の軸を加えて整理し、手帳で進捗を“見える化” するだけで、仕事のリズムが整い、モチベーションも持続しやすくなります。
あなたの手帳にも、ちょっとした 難易度メモ を加えてみてはいかがでしょうか?
きっと新しい発見がありますよ。
おまけのひとこと
実はこの記事自体も「難易度:普通」として朝イチに取りかかったおかげで、意外とすいすい書き上がりました。タスクの見方ひとつで、仕事はもっと楽になる──そんな気づきのきっかけになれば嬉しいです。
あなたはどんな手帳活用をしていますか? コメント欄でぜひ教えてください!
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